【電験三種・理論】単相交流回路の数値変更問題を解いてみよう!

資格

今回は、RLC直列回路の共振に関する問題です。

令和5年下期問8を参考に数値を変更しているので、ぜひ挑戦してみてください!

■ 問題

図のRLC直列回路は共振状態にある。

抵抗R=1Ω、コイルのインダクタンスL=20mH、交流電源の電圧V=2V、コイルの端子電圧VL=502Vである。

このとき、交流電源の周波数fとして最も適切なものを次の(1)~(5)から選べ。

(1)1.0kHz

(2)1.5kHz

(3)2.0kHz

(4)2.5kHz

(5)3.0kHz

解答・解説を見る

正解:(3)2.0kHz

■ 解説

この回路は共振状態なので、

XL=XC

となります。

共振時はコイルとコンデンサのリアクタンスが打ち消し合うため、回路全体のインピーダンスは抵抗Rだけになります。

したがって、回路に流れる電流Iは、

I=V/R

より、

I=2/1
=2A

となります。

次に、コイルのリアクタンスXLを求めます。

コイルの端子電圧VLは、

VL=IXL

で表されるため、

XL=VL/I

となります。

よって、

XL=502/2
=251Ω

となります。

コイルのリアクタンスは、

XL=2πfL

で表されます。

これを周波数fについて整理すると、

f=XL/(2πL)

となります。

L=20mH=0.020Hなので、

f=251/(2π×0.020)

f≒1998Hz

となります。

したがって、

f≒2.0kHz

となるので、正解は(3)です。

■ まとめ

今回は、RLC直列回路が共振しているときの周波数を求める問題でした。

共振時は、

[
X_L=X_C
]

となり、回路全体のインピーダンスは抵抗Rだけになります。

また、コイルのリアクタンスは、

[
X_L=2\pi fL
]

で求めることができます。

今回のような問題では、

① 共振状態を確認する
② 回路に流れる電流を求める
③ コイルのリアクタンスを求める
④ 周波数を求める

という流れで考えると解きやすくなります。

RLC回路の共振は電験三種でもよく出てくるので、公式だけでなく**「共振するとどうなるか」**を理解しておきましょう。

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